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第32回 趣味は夢の源

ケビン 山崎   2010年3月19日 金曜日

ケビン山崎車を動かすのにガソリンが必要なように、僕たち人間にとって夢を手に入れるためには、そのきっかけとなる何か目標のようなものが必要なんだ。ある人にとっては、女にモテるという欲求かもしれないし、またある人にとっては南の島でバカンスをとることかもしれない。僕にとっては、ずっと以前からそれが家と車なんだ。だから僕がアメリカでトレーナーとして成功したときには、ゴルフ場の中にある家や高級車を惜しげもなく買った。この目標を成し遂げると、ある種の達成感と同時にそれを失う恐怖を感じたんだ。そういう気持ちに後押しされて、ここまでやって来れたんだと思うよ。毎日ジムに通って、睡眠時間を削ってでも新しいトレーニングを考えてきたのは、お客さんのことを第一に考えているからだ。それともうひとつ、自分が欲しいものを買えなかったり、やりたい事を実現できていないのにお客さんを満足させる事なんてできないはずだと思っているからだ。今回は少し僕の趣味を紹介しようと思う。やっぱり時計は良い物が好きなんだ。特にジェイコブが好みでね、六つ持ってる。他にはフランクミューラーが二つ。時計には全部で数千万円くらいつぎ込んでるね。こういうのが似合うトレーナーは僕以外にはいないんじゃないかな(笑)

ケビン山崎そして次の趣味は車。今はブラバスとハマーを所有している。ランボルギーニとかそういう車に乗りたいのはわかるけど、どうしてもあのギラギラ感が嫌だった。それは僕のスタイルじゃないよね。
ただ僕の言っている趣味というのは、あくまで夢へ近づく原動力であって、最終的な目標ではない事を知って欲しい。物質なんていうのはいつかは古くなり価値も下がる。どんなにすごい車も半年乗ったら価値は半減する。時計や家も使っていれば傷がついていくだろう。だから物質に固執するのではなく、生きていく上で食料を採るように家や車や時計を貪るのが僕のやり方なんだ。

ケビン山崎ビルゲイツなどアメリカの成功者はお金を好きな事に好きなだけ使うことが上手い。趣味を存分に楽しんだ分、仕事にも力一杯打ち込むんだ。僕が現役のトレーナーとしてやっていくにはそういう原動力が常に必要なんだ。トータル・ワークアウトのトレーナーをはじめ、日本の若い人たちはもっと貪欲になって、夢を現実化していく努力をするべきだと思う。